ゆこの机の上と本棚

机の上に積んである本たちと日記

深夜特急2 マレー半島·シンガポール

男の旅行記2


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1で文章に慣れたのか驚くほどするする読めた。

特記して覚えていたのは、情婦を聖母マリアと表した事だ。お金はいらない、それでも繋がりたいと望んだ彼女の様な人を侮蔑出来る人間なんていない。

お金がないこと、弱い立場であることを利用して無意識の内に人の優しさを求めてしまう事はどんな場面でも避けていきたい。けれども困ったことに、問題はそれらが“無意識”であること。それを利用する事も必要な場合は必ずある、それなら利用しているのを自覚した上で行動をしたい。無意識ほど怖いものはない、人を盲目にさせる。

 

旅とは、現実逃避なんだろうか。その答えが、これから出る気がする。