ゆこの机の上と本棚

机の上に積んである本たちと日記

ラオスにいったい何があるというんですか?

ラオス、行ってみたいなぁ🐒

行こうと思えばいつでも行けた旅行も、
いまやひとの目を気にしながら赴くものになってしまったらしい。
ひとの目が嫌になって旅行に行く時もあったのに

けれど私は旅行が好き、と言うよりきっと
新しい物を見たり、聞いたり、
感じたりするのがすき。

行った事の無い場所に、
何があるのか知りたい。

そこの背景に何があったのか知りたい。
新しい事をやってみたい。


これらの結果が、それって旅行だよね?
と、なった。

だからこれさえクリア出来ていれば
人が一般的に考える“旅行”でなくても良いのだ。



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【感想】

ハルキニストではないけど村上春樹はすき。
そして旅行記も好き。

旅行記は、まるでそこに自分が本当に行ったような気分にさせてくれる。
観光ガイド本はよく見るけど、
そこまで好きじゃない

“たくさん教えてくれてありがたいけど、
それは今私はもとめてないよ”

と言うことをよく教えてくれるから。

ここはこれが美味しい、
ここでは人々がこんな生活をしていて、
こんな宗教がある。
ねこがたくさんいる。
こんな文化がある。
こう感じた、こんな匂いがした。
それを教えてくれる旅行記が好き。


世界中のどんな場所を訪れても、そこにスルッと入っていくのは難しい。
その場の観察力と目の前の事を見極める力が試される。

けれど大抵それを持っている人たちって無意識にそれを身に付けているから、どうやって手に入れたかなんて本人たちもわからない。
(ためにならない)

私も“こんな旅行に出掛けたい”と
思わせる旅行記でした。
物を抱えて帰るよりも、
経験を背中に積んで帰るような旅行が良い

次に私も旅行に行く時は、食べたいものくらいは決めていこう(無計画が多いから)